健康経営の取り組み
『おきなわ健康経営プラス1プロジェクト』当社活動の概要
2021年3月5日、内閣府沖縄総合事務局や沖縄県内企業による『おきなわ健康経営プラス1プロジェクト』で表明した当社の活動内容の概要についてご紹介します。
健康経営宣言
代表取締役社長
本永浩之
沖縄電力は、「地域とともに、地域のために」というコーポレートスローガンの下、基本的な使命であるエネルギーの安定供給を通して社会の発展に貢献することが、当社の果たすべき企業の社会的責任(CSR)の原点であると考えます。
従業員の健康は、経営の根幹であり会社にとってかけがえのない貴重な財産です。従業員が心身ともに健康で意欲と夢をもって働くことは、家族も含めた個々の生活の質や仕事の質を高め、企業の生産性や価値を向上させることに繋がることが期待されます。
当社では、「自分の健康は自分で守る」を基本目標に、従業員が心身ともに健康でその能力を十分に発揮できるよう、メンタルヘルス対策や生活習慣病対策等の健康支援策の推進を図り、従業員一人ひとりが自らの健康づくりに主体的に取り組めるよう支援しています。
これからも事業活動を通じて、沖縄県の健康長寿と経済活動を支え、夢と活力ある沖縄の未来づくりに貢献できるよう、従業員とともに「健康経営」を実践し、健康で活き活きと働くことができる職場環境づくりに努めてまいります。
以上
2019年7月
健康経営の推進
【健康経営の目的】
健康経営推進体制
当社では、経営トップである代表取締役社長を健康経営推進の最高責任者とし、健康経営推進責任者の担当執行役員と事務局である総務部安全健康グループが産業医と連携して安全衛生委員会等によりPDCAサイクルを回し、健康保険組合と相互協力しながら、日々の健康経営推進施策に取り組んでいます。今後も、従業員とその家族の健康保持・増進とともに、働きやすい従業員の職場環境づくりに努めてまいります。
具体的な取り組み
従業員の安全と心身の健康を確保するとともに、働きやすい職場環境づくりを促進するため「安全衛生管理方針」に基づき取り組んでいきます。
➀メンタルヘルス対策(おきでんこころの健康づくり基本計画)
➁生活習慣病総合対策
【目標】
2028年度末までに各指標(KPI:Key Performance Indicator)の目標達成を目指す
➂その他実績値
- 健康施策に対する従業員の満足度 91.5%(2023年度 実績)
- 傷病による休職者率 0.38%(2023年度 実績)
主な健康支援施策
シニア社員への健康サポート
シニア社員が健康でいきいきと働き続ける環境づくりに取り組んでいます。産業医による健康状態の確認や、健康意識向上のための教育、運動機能チェックを定期的に実施しています。
産業医による運動機能チェック
産業医による健康関連教育
産業医・保健師による健康相談
定期的に産業医・社内保健師による健康相談を実施しています。対面での面談が困難な遠隔地赴任者への相談対応等は、社内パソコンを用いたリモート面談を実施しています。
リモート面談時の産業医と保健師
リモート面談時の従業員と保健師
メンタルヘルス研修
「おきでんこころの健康づくり基本計画」を策定し、全従業員を対象にしたメンタルヘルスセルフケア研修、係長・管理職を対象にしたメンタルヘルスラインケア研修などを定期的に実施し、第一次予防(早期発見・対応)から第三次予防(職場復帰支援・再発防止)までメンタルヘルス対策の充実を図っています。コロナ禍においては、外部システムのeラーニングを用いて研修を実施しています。
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eラーニング研修
- メンタルヘルスセルフケア研修受講者数:1,181人/年
- メンタルへルスラインケア研修受講者数(係長以上経営管理職の希望者のみ):707人/年
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対面研修
- メンタルヘルスラインケア研修(入門編):117人/年
職場体育活動
気軽に参加できる身近な職場体育をそれぞれの事業場にあった形で、定期的かつ継続的に実施していくことによって、社員の疾病予防と健康増進を図ること、またコミュニケーションツールとして活用することで働きやすい職場環境づくりの促進に寄与することを目的に各職場で体育活動に取り組んでいます。
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職場体育活動の参加人数:874人/年
グランドゴルフ
ごみ拾いウォーキング
社長と社内保健師の「健康経営」対談
従業員一人ひとりが心身ともに充実し働きがいを実感できる職場を目指し、2024年9月に健康経営に関する社長対談を開催し、社内に発信しました。
社長の従業員の健康や健康経営への想い、社長ご自身の健康維持などに関し、様々な形で社内に情報発信を行い、健康経営の推進に努めています。
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当社を支えるのは「人の力」健康経営で環境をつくる
~ 自分の健康を自分で守るために ~
「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」(ホワイト500)に
6年連続で認定
当社は、2024年3月11日、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人認定制度」※において「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」認定法人のうち評価500位以内に該当する「ホワイト500」に6年連続で認定されました。
当社では、従業員の健康は、経営の根幹であり会社にとってかけがえのない貴重な財産であると位置づけております。これからも、従業員一人ひとりが自らの健康づくりに主体的に取り組めるようさまざまな健康施策を展開し、さらなる健康経営の推進に努めます。
また、沖縄県においては働き盛り世代の健康状態の悪化が大きな課題となっております。当社は認定企業として、これまでに培った従業員の健康支援・管理の知見・ノウハウを活かした健康管理支援サービス「うぇるポルタ」の提供を通して、個人と社会のウェルビーイングの実現に貢献できるよう県内企業等の健康経営をサポートしてまいります。
- ※ 健康経営優良法人認定制度:保険者(健康保険組合など)と連携して特に優良な健康経営を実践している企業を認定する制度。
2024年3月15日に開催された「健康経営優良法人2024 認定証授与式」において、ホワイト500認定証が授与されました。
全体フォトセッション
プレゼンター 内閣府沖縄総合事務局長(左)
当社 代表取締役副社長 成底 勇人(右)