風力発電の導入可能性調査について
当社では、2050 CO₂排出ネットゼロに向けた取り組みとして、「再エネ主力化」、「火力電源のCO₂排出削減」を掲げており、「再エネ主力化」では大型風力の導入等について検討しています。
国内の風力発電設備(500kW以上)の建設に係る審査基準は2016年に厳格化されており、沖縄における建設基準となる極値風速※は「90m/s」以上相当となります。
この基準を満たす風力発電設備を確認するためには、1年間の風況データに基づき、風力発電の導入可能性について調査する必要があります。
※極値風速 今後50年以内に経験する可能性のある極限の平均風速
風況調査の開始について
当社では、沖縄県の令和6年度風力発電導入可能性調査事業補助金を活用し、宮古島地区と国頭地区で風力発電の導入可能性調査のための風況調査を開始しました。
また、宮古島地区と国頭地区以外でも、風力発電の導入可能性調査のための風況調査の候補場所を検討しており、風力発電の導入に関心のある自治体等の皆さまにおかれましては、当社までお問い合わせいただきたく存じます。
引き続き、風況調査を実施し風力発電事業の実施可能性を検討してまいります。

風況観測塔(国頭地区)

風況観測塔(宮古島地区)
問合せ先
沖縄電力研究開発部 風況調査担当
(okiden_windpower@okiden.co.jp)