中高層集合住宅等への供給方法
- マンション等の集合住宅へはどのように供給するの?
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マンション等の中高層集合住宅へは、以下の方法で供給いたします。
- 中高層住宅の種類
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1建物の中にアパート(又はマンション)等の住宅部分と店舗、事務所、娯楽場等の非住宅部分があり、その間が固定的な隔壁で明確に区分されている建物である施設付住宅と住宅部分のみで構成される公営団地等。
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- 施設付住宅
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- 公営団地等
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- 供給条件
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集合住宅において想定される使用電力(将来、増設が見込まれる場合は考慮すること)に対し、低圧共同引込にて供給することが技術的に不可能な場合、お客さまとの協議の上、下記のいずれかの方法を用いて供給を行うものと致します。
- 構内へ当社の電柱を設置し、当該電柱へお客さま屋内幹線を添架し、変圧器の2次側へ接続する供給方法
- 建物内の一部を供給用変圧器室として借用(無償)し、変圧器を設置してお客さま屋内幹線を変圧器の2次側へ接続する供給方法
- マンション等の敷地内に沖縄電力の電気設備の施設場所を用意するのはなぜ?
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マンション等の建物で1建物内の複数のお客さまに電気をお届けする場合は、個々のお客さまごとに引込線を施設するのではなく、一括して供給できる共同引込線により電気をお届けしております。 小規模の建物については、個々のお客さまへ電気をお届けする電圧(100ボルトまたは200ボルト)と共同引込線の電圧が同じため、特別な電気設備を必要としませんが、一定規模以上の建物になると電気技術的に共同引込線の電圧をより高い電圧(6,000ボルト以上)としなければなりません。この場合には、個々のお客さまに電気をお届けする電圧に変圧を行う必要があり、このための設備を施設する場所をお客さまに提供していただいております。 なお、変圧のための設備の施設場所および施設上必要な付帯設備は、電気をお届けするために必要不可欠であり、建物専用の設備となることから、当該建物のお客さまに無償で提供していただいております。
〔関係する規定〕 託送供給等約款 56(受電地点、供給地点および施設)、60(中高層集合住宅等における受電方法および供給方法)