基幹系統への再給電方式(一定の順序)の運用開始について
当社は、2022年12月21日より、基幹系統※1の平常時の混雑※2を解消するため、⼀般送配電事業者が調整⼒契約をしている調整電源をメリットオーダー※3に従い出力制御する再給電方式(調整電源の活用)を開始しております。 加えて、調整電源以外の電源もその出力制御対象に含める再給電方式(一定の順序)を、2023年12月末までに開始することとしておりました。(2022年7月29日お知らせ済み) この再給電方式(一定の順序)について、12月28日より、開始することとしましたのでお知らせいたします。
本方式による混雑処理を開始する場合には、基幹系統およびローカル系統(特別高圧)に接続する電源の発電契約者さまから提出いただく発電計画について、受電地点毎の発電計画値を電力広域的運営推進機関に提出していただく必要があります。 また、配電系統(高圧以上)に接続する電源の発電契約者さまから提出いただく発電計画についても、系統混雑の見通しなどに応じ、受電地点毎の発電計画値を提出いただくこととなります。 詳細は2022年7月29日お知らせをご覧ください。
- 沖縄エリアにおいては、当面の間、受電地点毎に発電計画値を提出する必要はございませんが、提出をご希望の発電契約者さまはネットワークサービスセンターへお問い合わせ下さい。
- 受電地点毎の発電計画値を提出開始する時期については、別途、当社より発電契約者さまへお知らせいたします。
なお、今後、再給電方式(一定の順序)により混雑処理を実施した場合には、当社ホームページで混雑処理情報を公表いたします。
※1.基幹系統:当社においては、132kVの系統を指します。
※2.混雑:送電線や変圧器の過負荷が予見される状況。
※3.メリットオーダー:運転コスト(燃料費、起動費等)の低い電源から順番に稼働することにより電源全体の運転コストを最小化すること。