社員紹介
電力需要予測用のAIを独自で開発
2017年入社/カーボンニュートラル推進本部
研究開発部 技術開発グループ
新垣 一紀
研究開発部はCO2排出ネットゼロの実現に向けた前例の無いチャレンジングな技術課題に対して研究・開発を通して解決を目指していく部署です。
私はマイクログリッド実証や再エネ導入拡大実証、AIによる需要予測の研究に携わっています。
- 仕事上で「輝いた」瞬間
- CO2排出ネットゼロを達成するには大量の再エネ電源を導入する必要がありますが、再エネ電源は気象条件の影響受けやすく、その影響で電力の需給バランスを保つことが難しくなってしまいます。そのため電力の供給計画を立てる上で、より正確な電力需要の予測が重要になります。
こういったプログラム開発についてはこれまで外注することが多かったですが、私自身、大学時代に電磁気ノイズ解析に関するシミュレーターのプログラムを組んだこともあって、その経験を活かして、AIを活用した電力需要予測用のプログラム開発を自前で行いました。最近では私だけでなく研究開発部員全員がプログラマーになれるように勉強会も開催しています。
- 入社を決めた理由
- 私は沖縄県外の大学出身ですが、学生時代は沖縄へ帰郷する度に周りの人(親戚、友達等)から温かい声をかけてもらってました。そういった温かい人たちがいる環境、また、そういった人たちのためになる仕事を選んでいった結果、沖縄電力に就職したいと思うようになりました。


- 沖縄電力の魅力
- シミュレーションなどを通して得られた研究成果を実証という形で展開できる点です。例えば、私が担務している来間島マイクログリッド実証では、静止型電源(太陽光発電+蓄電池)のみによる100%電力供給に実系統で挑戦し成功しました。このように、研究成果を実フィールドへも展開できるチャンスがあるのは沖縄電力の魅力だと感じます。
- プライベートの過ごし方
- 休日は学生時代の友達や会社の同期と一緒に釣りやゴルフをして過ごしています。
普段ほとんどがデスクワークなので、休日は自然の中で過ごすとリフレッシュされていい感じです。
最近のゴルフの目標はロングコースを70台でまわることです!!(現在のベストスコアは81)

CAREER STEP
- 入社~4年目
- 発電部具志川火力発電所にて、直員として石炭火力発電設備における日々のパトロール、状態監視、運転操作等を担当。
- 5~6年目
- 研究開発部技術開発グループにて、風力発電設備の運転維持管理業務、AIによる設備点検の高度化に関する研究を担当。
- 7年目~
- 研究開発部技術開発グループにて、再エネ主力化に関する実証やAIを活用した電力需要予測の研究等を担当。