基幹系統への再給電方式(調整電源の活用)の運用開始について

基幹系統への再給電方式(調整電源の活用)の運用開始について

2022年12月21日より、基幹系統※1の平常時の混雑※2の解消に、一般送配電事業者が契約している調整電源を活用する再給電方式を導入します。

本方式の導入により、基幹系統における平常時の混雑においては、ノンファーム型接続適用電源の出力制御に替えて、一般送配電事業者が混雑系統内の調整電源をメリットオーダー※3に従い出力制御し、非混雑系統の調整電源の上げ調整により、混雑回避及び電力の同時同量を確保いたします。

なお、今後、再給電方式(調整電源の活用)により混雑処理を実施した場合には、当社ホームページで混雑処理情報を公表いたします。

※1.基幹系統:当社においては、132kVの系統を指します。

※2.混雑:送電線や変圧器の過負荷が予見される状況。

※3.メリットオーダー:運転コスト(燃料費、起動費等)の低い電源から順番に稼働することにより電源全体の運転コストを最小化すること。