「沖電グループビジョン」および「沖縄電力中長期経営計画 ~ Energise Okinawa ~」の策定について
平成21年7月16日
沖縄電力株式会社
当社はこのたび、2010年代においても持続的に成長・発展していくことを目指し、中長期的な経営の道筋を示した「沖電グループビジョン」及び「沖縄電力中長期経営計画」を策定致しました。
最近の社会情勢は、原油価格の急激かつ大幅な変動や世界的な景気後退など、先行きの不透明さが一層高まってきていることや、CO2をはじめとする温室効果ガスの排出抑制など地球温暖化対策も非常に重要な課題となっており、当社の経営環境が大きく変化することも想定されます。
このような経営環境を踏まえ、「沖電グループビジョン」では、「総合エネルギー事業をコアとして、ビジネス・生活サポートを通した新しい価値の創造を目指し、地域に生き、共に発展する一体感のある企業グループ」を当グループの目指すべき姿と定めました。なお、LNG導入を機に始まるガス事業は、今後当グループが「総合エネルギー事業」を展開する上での大きな転機となります。グループの総力をあげて、その基盤をしっかり築いていきます。
また、「沖縄電力中長期経営計画」では、経営理念を体系的に整理しました。この経営理念はいつの時代においても変わることのない経営の柱であり、役職員全員の考え方・行動の拠り所となるものであります。当社が経営理念を実現していくために、6つの基本目標をはじめ、財務目標など様々な目標を設定致しました。また、これらの目標を達成するための取り組みとして、「良質な電気の安定供給」「お客さまの満足度向上」「社会・地球環境との調和」「社員力・組織力の向上」「適正利益水準の確保」「経営成果の有効活用」を掲げ、今後一層注力してまいります。
これから当グループの持続的な成長に向けた取り組みが本格的に始まりますが、「沖電グループビジョン」及び「沖縄電力中長期経営計画」を一人ひとりの英知を結集して、その実現に全力で取り組んでまいります。