ごあいさつ

ごあいさつ

沖縄県は東西1,000km、南北400kmにおよぶ広大な海域に点在する大小160の島々で構成される島嶼県であります。当社はそのうち沖縄本島および37の有人離島に電力を供給しており、その地理的、地形的特徴から電源構成や系統運用など電気事業の運営において様々な制約があります。

現在、電気事業を取り巻く経営環境は大きく変化しております。国において進められている電力システム改革は具体的展開の段階に入り、沖縄地域における方向性については、小売全面自由化は本土と同様に実施し、送配電部門の一層の中立化を図るための法的分離は将来的な検討課題と整理されております。当社としては、沖縄の構造的な特殊性を踏まえ、真にお客さまの利益につながる電力システムの実現に取り組んでまいります。

沖縄県のライフラインを担う当社は、基本的使命である電力の安定供給を通して社会の発展に貢献することが、当社の果たすべき社会的責任の原点であると考えています。

平成25年5月には、CO2排出量の少ない液化天然ガス(LNG)を燃料とする吉の浦火力発電所2号機が営業運転を開始し、エネルギーセキュリティの向上と長期的な供給力、そして地球温暖化対策の有効な手段を確保することができました。引き続き、液化天然ガス(LNG)の安定調達に細心の注意を払いながら発電設備の着実な運用に努めてまいります。

また、これまでの台風襲来による被害を教訓に、今後も台風時における更なる早期復旧に向けた対策を図るとともに、地震や津波等の大規模災害に強い設備形成に努め、防災・減災意識を高めた事業運営および設備管理を徹底し、あらゆる状況に備えた災害対策の強化に引き続き取り組んでまいります。

当社は今後とも持続的に成長・発展していくことを目指し、「良質な電気の安定供給」「お客さまの満足度向上」「社会・地球環境との調和」「現場力の発揮に向けた社員力・組織力の向上」「適正利益水準の確保」を重点的に取り組む事項として掲げ、役職員一人ひとりの英知を結集し全力で取り組んでまいります。

さらに、グループ経営については、目指すべき姿「総合エネルギー事業をコアとして、ビジネス・生活サポートを通した新しい価値の創造を目指し、地域に生き、共に発展する一体感のある企業グループ」の実現に向けて、「経営基盤の強化」および「沖電グループブランドの確立」に引き続き取り組んでまいります。

これからも、「地域とともに、地域のために」というコーポレートスローガンの下、エネルギーを通して沖縄の力となるため全力を尽くしてまいりますので、皆さまのなお一層のご愛顧とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

取締役会長 石嶺伝一郎
取締役社長 大嶺 滿