科学技術週間イベント「親子科学教室」

科学技術週間イベント「親子科学教室」

具志川火力発電所では、4月21日(日)に文部科学省が推奨する科学技術週間の一環として、小学生を対象にした「親子科学教室」を開催し、総勢170名の方々にご参加していただきました。

講師には、沖縄県高等学校物理教育研究会の先生方をお招きし、「空気の力」をテーマに科学実験ショーを行い、工作ではストローロケット・ホバークラフトを作りました。

始めに科学実験ショーでは、空気の力を利用した吸盤とステンレスのボールとボールを合わせて空気を抜く実験(空気を薄くする実験)、他にもコップ等を使って大気圧を利用したマジックが行われました。

その中でも空気を抜く実験では、空気を抜く機械とマシュマロを使って、空気が抜けたマシュマロがこの後どう変化するかというクイズが出され、子供達からは「爆発する」という答えが多く聞こえました。実際に空気を抜き、容器に入ったマシュマロがだんだん小さくなると「わー!すごーい!」と驚きの声が会場に響きました。小さくなったマシュマロを講師が食べ「グミみたいでとってもおいしい。」と言うと子供達から「食べてみたい」「ちょーだい!」などの声が多く、親御さんからは笑い声が聞こえ、会場が賑やかになりました。

科学実験ショーが終わり、続いてストローロケット・ホバークラフトの順で工作が始まりました。講師から作り方を教えてもらい、材料引換券を持って列を作る子供達を見ると早く作りたいなという気持ちがとても感じられました。兄弟で参加しているご家族では兄弟で助け合い、お互いに試行錯誤しながらどちらのおもちゃが上手に作れるか競い合ったり、他にも小さいお子さんと参加しているご家族では、お兄ちゃんやお姉ちゃんと一緒に小さいお子さんがテープを張り付けたり、完成したおもちゃで一緒に遊んでいる姿もありました。子供達だけではなく親御さんも楽しそうに作業している姿も多く、あちらこちらからたくさんの笑顔が見られました。

その他にも、施設見学会や3DシアターからVRシアターにリニューアルした電気科学館の見学、写真撮影会など、多くの方がご参加され「VRシアター楽しかった」「初めて科学教室に参加しました。個人的にも見学したい。」「次はいつ頃イベントがありますか?」など多くの方からお声掛けがありました。

具志川火力発電所では、これからも地域の皆様や子供達との交流を深めることが出来る楽しいイベントを企画していきたいと思います。

イベント風景