契約電力の決定方法

契約電力の決定方法

低圧電力の契約電力は、電気供給約款に基づき、お客さまの希望により、「負荷設備契約」または「主開閉器契約」のいずれかの方法で決定いたします。

負荷設備契約

図1 負荷設備契約

図1のように、負荷設備契約においては、お客さまが使用される機器(契約負荷設備といいます。)の各入力容量に所定の係数を乗じて、契約電力を算定します。

※電気機器が出力で表示されている場合は入力容量に換算します。入力容量とは、電気機器を稼動させるために実際に必要な電気エネルギーをいいます。

主開閉器契約

図2 主開閉器契約

図2のように、主開閉器契約においては、お客さまが使用される機器を一括してしゃ断できる主開閉器(契約主開閉器といいます。)の定格電流に基づき、契約電力を算定します。

※主開閉器とは、お客さまが幹線に施設される配線用しゃ断器等使用できる最大電流を明確に判定できる装置で、契約負荷設備を一括してしゃ断できるものをいいます。

対象となるお客さま
主開閉器契約は、契約負荷設備を同時に使用されないなど、稼働率が低く、さらに主開閉器により電気がしゃ断された場合でも大きな影響を受けないお客さまに適しています。
注 意
低圧電力の契約電力は、「契約負荷設備の各入力容量」または「契約主開閉器の定格電流」に基づき算定いたします。契約負荷設備または契約主開閉器の定格電流を変更される場合には、必ず当社までお申し込みください。