「ひかりの風景」デジタル写真コンテスト
沖縄電力では、県民の皆さまに「電気のひかり」が持つ“あたたかさ”や“華やかさ”、“安心感”などに触れていただけるよう、どなたでもお気軽にご参加いただけるデジタル写真コンテストを開催しています。
第18回おきでん「ひかりの風景」デジタル写真コンテスト入賞作品を発表しました。
応募総数1,211作品の中から、入賞作品に選ばれた25作品をご紹介します。
たくさんのご応募ありがとうございました。
大賞
優秀賞
一般部門
「暮らし」
「夜景」
「沖縄」
ジュニア部門
奨励賞
一般部門
「暮らし」
「夜景」
「沖縄」
ジュニア部門
特別賞
- 【島元 智 審査委員】
- 今回応募総数は 1,211点でした。
ジャンル別の受賞状況は次の通りです。
一般暮らし、応募数434点
大賞1 優秀賞1 奨励賞3 特別賞3
一般夜景、応募数340点
優秀賞1 奨励賞3 特別賞1
一般沖縄、応募数269点
優秀賞1 奨励賞3 特別賞3
ジュニア、応募数168点
優秀賞1 奨励賞3 特別賞1
各部とも、被写体に対する向き合い方が日常的な写真を楽しく、身近なものとして捉えている作品が非常に多い、ということが言えると思います。
言うなれば、コンテストのために、写真を撮っているのはなく、日常の中で心に響いたものにシャッター切っている、そのような多くの応募者の姿を見る思いの審査会でした。
おきでん「ひかりの風景」デジタルコンテストは、いろいろな家庭の人間模様が映し出された、作品の競い、そこにこのコンテストの、最も評価されるべき点があると思います。夜は星とともに明かりを捉え、祭りやイベントの中に光を追い、街行く人の姿に、勉学に励む我が子を照らす光を見つめ、盆の送り火、黄泉のご先祖様との心の通いにシャッターを切る、どれもこれも心揺さぶる作品の語りが圧倒的に鑑賞者に迫ります。
- 【仲本 賢 審査委員】
- 本コンテストは、電気の光がもたらす「あたたかさ」や「華やかさ」、「安心感」をテーマにした写真コンテストです。別の言い方をすると、「地域を豊かにする電気のある暮らし」ともいえます。その目的を踏まえて、今年は以下の作品を審査員で選定しました。上位賞について、私の感想を述べたいと思います。
1.大賞:富村七恵さんの「集中」は、室内の遠近感を生かした完璧な構図の作品です。ひっくり返す前のお好み焼きの焼き目を真剣に見つめる視線が的確に表現されています。偶然のように見えて実は鑑賞者の視線の導線が的確に組み込まれた構図のように見えました。
2.優秀賞【暮らし】:天願愛咲(かなさ)さんの「her silence」は、姿見を見つめる少女が、電灯の下で、熱い夏の気だるく穏やかな視線として表現されていました。無垢と妖艶を併せ持った不思議な魅力の作品でした。
3.優秀賞【夜景】:宜野座愛さんの「光の雫が降る夜に」は、クリスマスの奇跡の祝福を、降り注ぐ星屑のように配置しています。作者の創作した物語が、簡潔かつ的確で理解しやすい作品です。
4.優秀賞【沖縄】:松本真伍さんの「光の力で現れる地底の造形美」は、鍾乳洞という特殊な状況で、ライトを逆光で使用したパワフルな作品です。特に白く透明感がある鍾乳石を、奥行きのある構図で見せたところが美しく、非現実的な劇場空間を演出できていました。
5.優秀賞【ジュニア】:上村琉空斗(りくと)さんの「希望の花」は、いわゆる「ハイライトゾーン」、顔の高いところ(光が集まり、立体的に見える部分)に光が当たって長いまつ毛をより魅力的に見せています。
- 【比嘉 友里 審査委員】
- 第18回おきでんひかりの風景デジタル写真コンテストの開催誠におめでとうございます。一般部門については他の審査員にお任せし、ジュニア部門に目を向けたいと思います。
今年のジュニア部門では、モデルの魅力が引き出された作品や、世界観が丁寧に練られた作品が上位入賞を果たしました。被写体との距離感や撮影者の視点に個性があり、見ごたえのある応募が多かったことが印象的です。モデルの表情や佇まいを引き出している作品は、撮影者の優しい気持ちやモデルとの信頼、家族や友人との大切なひとときが画面越しに伝わり、審査員一同が思わず引き込まれる魅力を持っていました。
優秀賞に選ばれたのは、上村さんの「希望の花」でした。後景に広がる光がまるで花のように咲いて見える表現とモデルの横顔の造形の組み合わせが印象的で、モデルを“高嶺の花”に見立てた、とコメントにあり、絶妙な露出の選択や大胆な構図もあいまって見る人の心を掴む作品に仕上がっています。
奨励賞に選ばれた幸地さんの「光とふれあう」は、モデルとなった友人との信頼関係がそのまま作品の魅力として表れた一枚で、被写体が安心してレンズの前に立っていることが伝わってきます。光の柔らかい表情を丁寧に捉えながら、モデルの自然な表情を引き出しており、「ふれあう」というタイトルの通り、光と人の距離がすっと寄り添うような温かい世界観が感じられました。
宮古島で撮影されたという「大事な家族の大切な日」という作品は、作者の迷いが審査員の迷いも引き出し「私はこっちの方が」「いややはりこっちの方が・・」と審査員の中でも意見が割れた作品でした。家族の幸せなひとときをお裾分けいただきありがとうございました。豊島さんの「受け継ぐ伝統、広がる電灯」は韻を踏んだタイトルが素敵です。特別賞には森田さんの「美味しくなーれ」を選ばせていただきました。森田さん、これからも撮影させてくださった方々への感謝を忘れず、写真部活動頑張ってください。
一般の部の作品には、過去2年間の審査では見たことのない場所やシーンが数多く寄せられ、まるで映画のワンシーンのような緊張感のある構図や、見る人の記憶や想像力を掻き立てる「写真の力」を改めて実感させられる作品群でした。審査を通じて作品からエネルギーをいただくことができました。
今年もジュニア部門・一般部門ともに、光との向き合い方や被写体へのまなざしが感じられる作品が多く、応募者の皆様の創意工夫と夢中になった時間を通して、改めて写真の魅力を実感させていただきました。どの作品にも、撮影者が「この瞬間を残したい」と思った気持ちの温度があり、当コンテストの豊かさをつくっていると感じます。応募されたすべての皆さんの挑戦と工夫に敬意を表するとともに、今年もこのような発表の場を継続して提供してくださっている沖縄電力株式会社さまに心より感謝申し上げます。
- 【吉田 央 審査委員】
- 「光あれ」。聖書「創世記」が記した天地創造の物語によると、神が最初に発したのはこの言葉だそうです。人類が古来、光をどれだけ大切にしてきたかを示すエピソードだと思います。その光をテーマにするのが、おきでん「ひかりの風景」デジタル写真コンテストです。家族のだんらん、先祖代々の伝統行事、沖縄の夜を彩る景色…。ウチナーンチュのなにげない日常を光が照らす瞬間を、感性豊かに切り取った作品たちに出会えました。
写真を拝見していく営みは、いくつもの家庭、いくつもの地域、いくつもの風景に私自身が一体化する疑似体験でした。お子さんのはじけるような笑顔や、祖父母をいたわるようすをフレームに収めた撮影者の愛情に、何度も涙腺がゆるみました。家の中や街頭で、ふとした光を捉えるセンスにも驚かされました。審査する側が作品に没入できたのは、そのレベルの高さゆえでしょう。
大賞に輝いた「集中」は、お好み焼きをひっくり返そうとする娘さんの真剣さ、目力、フライ返しの角度、電気のどれもが絶妙のバランスを保っている見事な一枚。
優秀賞(暮らし)の「her silence」は鏡越しにこちらを見つめる女性の透明な存在感と、月のように浮かんで彼女を照らす電球の構図が印象的でした。
優秀賞(夜景)の「光の雫が降る夜に」は、降り注ぐようにイルミネーションを飾る光と、手のひらで受け止めようとする娘さんの表情を鮮やかに捉えました。
優秀賞(沖縄)の「光の力で現れる地底の造形美」は光が照らす洞窟の美しさと、まるで探検家のように歩を進める人物の対比が見事です。
優秀賞(ジュニア)の「希望の花」は、光が花のように重なり合う瞬間を捉えました。手前の女性を「高嶺の花」と表現し、被写体に一貫性を持たせたコンセプトが秀逸でした。
感情を揺さぶり、癒やしや気づきを与えてくださった応募者の皆さまに、あらためてお礼を申し上げます。貴重な機会を与えていただいた沖縄電力様にも感謝です。ありがとうございました。
- 【呉屋 幸治 審査委員】
- 「電気のひかり」が持つ“あたたかさ”や“華やかさ”、“安心感”などに触れていただけるよう、どなたでもお気軽にご参加いただける写真コンテストとしてスタートし、今回も1,200点を超える応募をいただきました。当コンテストが県民の皆さまに定着してきたこと、主催者側として大変嬉しく、心より感謝申し上げます。
何気ない日常の生活の中で「電気のひかり」に注目し、改めて日常の生活における電気の存在を感じていただき、「暮らし」「夜景」「沖縄」のテーマにのせて撮影者それぞれの個性やストーリーが表現されていました。
当コンテストは、構図や技術にこだわったプロ目線の作品だけでなく、日常の貴重なワンシーン、家族でしか撮れないような表情豊かなシーン、アイディア溢れる視点で撮られた作品がたくさんご応募いただけるのも特徴の一つだと思います。
そういった作品の中から賞の選定には大変苦労しました。何度も作品を見比べながら、被写体の表情や動き、全体的なバランス、独創性などいろいろな視点から評価をしました。またタイトルや説明文を参考に撮影者の思いが写真にどう表現されているかも重要なポイントの一つだと思います。そういった中から厳選された作品が今回の受賞となりましたが、受賞を逃した作品にも目を引くものがたくさんありました。
当コンテストが県民の皆さまにもっと親しまれ、毎年の年中行事となるよう、引き続き主催者側一同、運営に努めさせていただきます。次回も皆さまの素敵な「ひかりの風景」にお会いできることを、心より楽しみにしております。





























