ご家庭での電気の安全な使い方
電線のちかくで危険な遊びはぜったいにやめましょう!
ご家庭の電気安全チェックポイント
もう一度見直してみよう ご家庭の電気安全
分電盤
- 漏電遮断器は取り付けてありますか?
- 漏電遮断器は屋内配線や洗濯機などの電気器具が漏電した場合に自動的に電気を止めて、感電や火災などの災害を防止します。
漏電遮断器の取り付けを必要とする器具例(洗濯機、池水循環ポンプ、エアコンの屋外機など水気のある場所や屋外で使用する電気器具)
配線
- コードが傷んでいたり、キズなどはありませんか?
- 電気器具の故障原因の大部分は、コードの断線などです。コードを引っ張ったり、ドアなどで挟んだりしないよう注意しましょう。
- タコ足配線をしていませんか?
- タコ足配線で、複数の電気器具を使用するとコードなどが過熱する原因になります。コンセントを増やしましょう。
- コード引き配線をしていませんか?
- コードを釘やステップルなどで固定(コード引き配線)すると、コードが傷んでショートしたり過熱の原因となります。
コードを直接よじって接続すると、よじり部分が過熱する原因になります。コードコネクタを使用しましょう。
機器
- スイッチやプラグに過熱箇所がありませんか?
- コンセントやプラグに「ゆるみ」や「ゆがみ」があったり、プラグを根元まで差し込んでいないと、器具が過熱したり、電気器具が動かないことがあります。
プラグはコンセントにしっかり差し込みましょう。
「ゆるみ」や「ゆがみ」は修理しましょう
- コンセントやスイッチが破損していませんか?
- コンセントやスイッチなどが破損していると、感電や漏電の原因となりますすぐ修理しましょう。
- 浴室内で洗濯機を使用していませんか?
- 浴室内で洗濯機などの電気製品を使用すると感電の危険があります。浴室の外へ出して使用しましょう。
- 浴室内の照明器具が破損していませんか?
- 浴室内の照明器具には防湿型を使用することになっています。破損等の場合はすぐ取り替えましょう。
- 洗濯機やエアコンなどの電気器具にアース(接地)が取り付けてありますか?
- 屋外や水気、湿気のある場所で使用する電気器具には、アース(接地)を取り付けましょう。
- プラグのほこりはこまめに掃除していますか?
- 冷蔵庫やテレビなど長時間プラグを差し込んだままにしておくと、プラグとコンセントの間にほこりがたまり、湿気を帯びると漏電や火災の原因になることがあります。
ときどきプラグをはずして掃除しましょう。
屋外・野外
- 電気のメーター(電力量計)付近の電線が垂れ下がっていませんか?
- メーター(電力量計)付近の電線が垂れ下がっていると、電線が傷んだりして漏電や感電の恐れがあります。
- 野外の器具が破損したり、雨水が器具に入ったりしていませんか?
- 屋外灯や門灯などが破損したり、雨水が入ったりすると、漏電や感電の原因になります。
破損等の場合はすぐ取り替えましょう。
中性線欠相保護機能付漏電遮断器
お客さまの設備である漏電遮断器や安全ブレーカーは、漏電時の感電や火災の防止、電気の使いすぎによる火災防止に役立っています。
ご家庭へは単相三線式で電気の供給を行っておりますが、3線のうち中性線とよばれているアース線が切断すると電圧が上昇し、ご家庭の電気器具の寿命が縮まったり、故障する場合がございます。
中性線断線時にご家庭への電気供給を遮断し、電気器具を保護する装置が「中性線欠相保護機能付漏電遮断器」です。