「親子科学教室」

「親子科学教室」

具志川火力発電所では、12月16日(日)に小学生を対象とした「親子科学教室」を開催し、総勢188名の方々に参加していただきました。

講師には、沖縄県高等学校物理教育研究会の先生方をお招きし、科学の不思議や面白さを体験していただく、科学実験ショーや工作を行いました。

科学実験ショーでは(静電気と光)というテーマをもとに「色の三原色」「光の三原色」という光や色についての話を子供たちにわかりやすく説明していただきました。

トンネル等で使用されているナトリウムランプは暗い所で画用紙に光をあてて見ると白と黒だけに見えるが、明るくするといろんな色の画用紙だと分かると「うわー!」と驚きの声が会場に響きました。

また、ブラックライトを使って絵を色鮮やかに見せたり外国の紙幣をブラックライトに当てると偽造防止で蛍光塗料が浮きでてきたり、3Dのメガネにも使われている偏光板を使い普段見ることのできない実験に親子で目を輝かせていました。

最初に万華鏡を作りました。次に風船とマフラーをこすり合わせ静電気を発生させティッシュで作った、いったんもめんをユラユラ動かす実験も行われ会場からは「おもしろーい!」と喜んでいる声が聞こえました。実際に会場の皆さんに静電気を感じることができる百人おどしも行われ、静電気を感じた皆さんからは「わっ!ビリッてきたー」という声もあちらこちらから聞こえました。

次に家でも簡単に静電気が感じられる、静電気コップを作りました。最後に会場にいる皆さんにイルミネーションがさらに楽しめる「光のカード」を配り、ツリーに飾られている電球を「光のカード」でのぞくとハートやニコちゃんマークの絵が浮きでてきて「かわいいー、きれい」という声を多くいただきました。

その他に写真撮影会や施設見学会を実施しました。また、子供たちがIHを使ってヒラヤーチーを作るクッキング体験を親子で楽しく参加している様子が見られ、充実したイベントにすることができました。

具志川火力発電所では科学に興味を持つきっかけ作りの場として、これからも地域との交流を深め、楽しめるイベントを企画していきたいと思いました。

イベント風景