「夏休み親子工作教室」

「夏休み親子工作教室」

具志川火力発電所では、7月22日・29日、8月12日・19日に小学生を対象とした「親子工作教室」を開催し、総勢827名の方々に参加していただきました。毎年申し込みが殺到するため、今年は7月分と8月分に分けて受付日を設定しましたが、受付開始早々すべての日程が定員に達してしまうほどでした。

今回も工作を作る前に、各回ごとに発電所の概要や実験器を使って発電の仕組みについて学んで頂きました。

第1回の工作は「太陽電池で動くおもちゃ」でした。太陽電池に繋がるモーターの軸にザルを乗せて回転させる工作です。子供達はザルに自分の好きな色を塗り、モールで飾り付けをして個性あふれる作品が完成しました。

第2回は昨年好評の「手作りミニ三線」です。三線の表面に自分の好きなイラストを描いて貼りつけるということで、子供たちは思い思いのキャラクターを描き、自分だけのオリジナルの三線を作っていました。また、あまり見慣れない工具を使う作業もあり、お子さんの手伝いをしているお父さん、お母さんも多く見られました。

第3回は、沖縄県高等学校物理研究会の先生方をお招きし、豆電球とLED球を手回し発電機で発電させ、重さの違いで消費電力を体験できる「消費電力比較実験器」を作りました。次にプラスチックの板にモーター、タイヤを取り付けてかっこよくデコレーションをして動く「手回し発電機で動く車」を作り、最後にCDに磁石を取り付けて作る「くるくる人形」。どちらの工作も親子で協力しながら楽しそうに作業していました。

第4回は、ペットボトルを風車の様にカットし、モーターの軸に取り付けて作る「風力発電」。土台を振るとキューブが回転して別の絵に変わる仕組みがおもしろい「パタパタキューブ」。鏡で作った箱の中を覗くときれいな模様が見える「立体万華鏡」を作りました。

4回にわたって行われた工作教室では、電気科科学館と発電所の見学会も実施しました。また、第1回の工作教室ではタッチプールを設置し、参加頂いた親子に海の生き物と触れ合い体験もしていただきました。

参加いただいた保護者からは、「子供が電気・科学に興味を持つきっかけができて良かった」「夏休みの良い思い出になりました」など温かいお言葉も頂き、私たちスタッフも嬉しく思いました。

これからも具志川火力発電所では、地域の皆様や親子のふれあいの場として、楽しく学べるイベントを企画していきたいと思います。

イベント風景