ニュークックチルシステム導入で、調理の効率化を実現。
食材の搬入から配膳まで作業動線を考えた「ゾーニング」を実現。
厨房内の雑菌が繁殖しにくい温度設定による徹底した衛生管理で安心安全の食の提供を実現。
約7 万人の医療生活協同組合員に支えられ「わったー病院」として親しまれている沖縄協同病院が豊見城市から那覇市古波蔵に移転、近代的な設備を整え2009年6月に新しく誕生しました。地上8階建て・280床の病院は救急医療をこれまで以上に充実させ、最新の技術と設備を整えた安心の医療を提供しています。
沖縄協同病院では新築に合わせて電化厨房と沖縄初となる調理システムを取り入れました。調理した料理を急速冷却し保管、IH加熱カートと専用食器で加熱する県内初の「ニュークックチルシステム」の導入、そして食材の搬入から配膳まで、それぞれの作業動線を考えた「ゾーニング」。
さらに厨房内を雑菌の繁殖しにくい25度以下に設定など、徹底した衛生管理を行うことで安心安全の食を提供。その上、調理業務の効率化と快適な作業環境を実現し、大きな注目を集めています。




栄養課 室長
新垣 慶子さま
(平成22年当時)
導入の決め手は何より“食の安心安全”です。そして計画的で効率的な調理業務の実現です。「ニュークックチルシステム」の導入に当たっては、県内初ということで本土まで研修を受けに行くなど、導入前後は戸惑いもありましたが、今では効率化を実感しています。これからもっとうまく使いこなすことで、さらに業務を計画的に進め、機器の特長を活かした新しいレシピづくりにも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

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1電磁調理器(15.0kW)X2台
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2スチームコンベクションオーブン(42.5kW×2台)
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3IH加熱カート(2.43kW×10台)
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4食器洗浄機(61.85kW×1台)
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5食器消毒保管庫(12.75kW×3台)
6食器消毒保管庫(9.75kW×1台)
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7器具消毒保管庫(9.75kW×3台)
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8ブラストチラ-(2台)


沖縄医療生活協同組合
沖縄協同病院
〒900-8558 那覇市古波蔵4-10-55
TEL:098-853-1200(代)
診療/救急患者様は24時間体制
休診/日曜日、祝祭日、年末年始、旧盆
病床数/一般病床:280床(集中治療室:8床)
駐車場/183台
