安全な食の提供と厨房環境向上が求められている現代、
HACCP(※)管理に基づく厨房の衛生管理や快適な厨房環境を実現できるのが「電化厨房」です。
※HACCP(ハサップ)とは “Hazard Analysis and Critical Control Point”(危害分析重要管理点)の略称で、
製造における重要な工程を連続的に管理することによって、食品の安全性を確保するための衛生管理システムです。


電化厨房は火がないので、排熱や輻射熱が少なく「熱くない厨房」が実現できます。
食中毒防止に加え、厨房環境の良さで、従業員の定着率向上が期待できます。
電気式機器・燃焼式機器の放熱比較
燃焼式調理器とIH調理器の放射温度画像です。図示のとおり、表面温度に大きな差があり、厨房室内の温熱環境や調理作業員に与える影響は電化厨房の方が極めて小さいといえます。

出典:「人にやさしい厨房計画」((一社)日本エレクトロヒートセンター発行)

電化厨房は燃焼を伴わないので、水蒸気の発生や油煙、すす等による汚れが少なく、厨房内を常に清潔に保つことができます。
床面の水洗いが少なくて済むことから、ドライキッチンの実現が可能です。

電気の高いコントロール性能により、調理における温度と時間の管理が簡単に行えます。
品質の安定化(マニュアル化)は勿論、タイマー機能の活用等により、業務の効率化が図れます。
