ガス式空調機から電気式空調機への切り替えで大幅コストダウン。グループ内の他店舗でも導入を決めました。

　当店の主力商品の「食べ飲み放題」をリーズナブルな価格で継続的に提供するためには、経費をできる限り圧縮する必要がありました。これまで使っていたガス式空調機はガス料金が高く、どうにか圧縮できないかと考えていました。また、各室内空調をひとつのエンジンでまとめていたため、各室内機をすべて運転するか消すかしか選べないことにも、不便を感じていました。

　電気式空調機導入の決め手は沖縄電力から提示された、ガス式空調機を電気式空調機に切り替えた場合のコスト比較を含む提案書でした。月に4～6万円のコスト減が見込めることをグラフや数値で示され、電気式空調機のメリットを具体的に確認でき、コスト削減の実現性を実感できました。導入後は提案通りに空調費を節約できています。効果が大きいことから、まだガス式空調機を使用するグループ店舗でも、電気式空調機への取替えを決めました。室内機を個別で運転できるようになったことにも満足しています。

　今後は厨房内のガスコンロをIHクッキングヒーターに取り替えることも検討中です。スタッフには働きやすい環境を提供し、経費が浮いた分はお客様に還元して、さらに喜んでもらいたいですね。

“お客様に快適に過ごしていただきたい”電気式空調機の温度設定にもその想いを込めてーーー。

　当店では女性スタッフの意見を取り入れ、夏でもブランケットや温かいおしぼりが選べるサービスを行っています。電気式空調機への取替えで、冷え性が多い女性のお客様や小さなお子様連れのお客様向けに、個別で風量や温度を細かく設定できるようになりました。奥の個室の空調でも、これまではできなかった個室だけを強く冷やすなど、臨機応変な対応でスポーツ団体の男性のお客様にも喜ばれています。

　当店では七輪で焼肉を楽しめるため、各テーブルで火を使っている時と使っていない時の室内の温度管理が違ってきます。温度が微調整できることは、その点でも大きなメリットですね。さまざまな層のお客様がみなさん快適に過ごしていただける環境が整備できたと満足しています。

　食べ飲み放題のメニュー数が多いだけでなく、焼肉の味のバリエーションが非常に多いことも自慢です。電気式空調機の導入で経費削減ができたことで、さらにメニューを充実させたいですね。。