大量の給湯需要に対し、省エネ効果の高い電気式給湯システムを導入することでコストを削減。
沖縄の恵まれた水・太陽・地熱、そして気候を生かしたシステムの導入で、電力負荷平準化および低炭素社会の実現に大きく貢献。
沖縄美ら海水族館へも徒歩圏内 洗練と開放感が調和するハイクラスリゾート
那覇空港から沖縄自動車道で約100分。沖縄本島北部に位置する「ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ」は、2014年7月に開業した上質なリゾートホテル。沖縄美ら海水族館やエメラルドビーチ、備瀬のフクギ並木など、北部エリアで人気の観光スポットへ徒歩圏内という抜群のロケーションを誇り、目の前にはエメラルドグリーンのオーシャンビューが広がり、沖合いには伊江島の眺望が楽しめます。
全6タイプ・238の客室はすべてオーシャンビュー。ほかにも個性豊かな6つのレストラン、インフィニティプールを含む3つのプール、タラソスパや温泉など、魅力あふれる施設も充実。地元のお客様はもちろん、国内外の観光客も多く訪れる、県内屈指のリゾートホテルです。また、環境に配慮した「地球に優しいリゾート」を目指し、さまざまな取り組みも行っています。
同規模のホテルと比較して、省エネシステムの導入で約30%もコストを削減!
ホテルオリオンモトブリゾート&スパ
アドミニストレーション ディビジョン
メンテナンス グループ
マネージャー
直箟(すぐの) 俊行さま
当ホテルは、設計当初から「沖縄の自然との共生」を省エネポリシーに掲げ、さまざまな省エネ技術や発想を取り入れて建築されました。温かい空気を自然の力で電力を使わずに冷やしたり、逆に空気の力を利用して水を温めたり、太陽熱を利用して水を温めたりするなど、沖縄の恵まれた水・太陽・地熱、そして気候を最大限に生かし、再生可能エネルギーを電気式給湯システムや空調・衛生設備に効率よく利用しています。施設内には12もの熱交換器が導入され、排熱も無駄なく活用。同規模のホテルと比較して約30%のコストダウンができました。
給湯は季節や天候などによって、ガスや石油を組み合わせて使うこともありますが、トータルで見ると電気が最もエネルギーコストが安いと実感しています。
給湯の使用量が多いと結果が表れやすいため、リゾート施設や大型商業施設などは同様にコスト減が見込めると思います。設計の段階から計画を組み込むことをおすすめします。
- ■ 平成29年度 デマンドサイドマネジメント表彰「経済産業省資源エネルギー庁長官賞」
- ■ 第6回カーボンニュートラル賞 九州支部「カーボンニュートラル賞」
当ホテルのエネルギーシステムが、電力負荷平準化および低炭素社会の実現に資すると認められ、2つの賞を受賞しました。沖縄の地域特性や施設特性に合った技術を巧みに組み合わせることで、それぞれの技術効率をより高めることができ、全国から注目されています。
業務用ヒートポンプ給湯機
(加熱能力470.1kW/
冷却能力358.9kW×2台)
業務用エコキュート(40kW×3台)
※業務用蓄熱調整契約および業務用電化厨房契約は平成29年3月31日をもって新規加入の受付を終了しております。
詳細につきましてはお問い合わせください。
ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ
〒905‐0207 沖縄県国頭郡本部町備瀬148番地1
TEL:0980-51-7300
[サービス内容]
宿泊、レストラン&バー、スパ
会議・宴会・婚礼