省エネ手法

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省エネ活動に取り組むと地球環境負荷の低減に貢献できます。

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お客さまにとって最適な省エネ手法をご紹介します。

ホテル・旅館のお客さま向け省エネ・節電方法のご紹介。

夏季

1日の電気の使われ方(夏季のピーク日)

ホテル・旅館においては、11時〜23時頃に⾼い電⼒消費が続く傾向があります。

ホテル・旅館(事例)における電力需要カーブのイメージ

ホテル・旅館の電⼒消費の特徴
出典:資源エネルギー庁ウェブサイト

電力消費の内訳(夏季・17時頃)

ホテル・旅館においては、消費電⼒のうち、空調が約33%、照明が約17%を占めます。
これらを合わせると約50%を占めるため、これらの分野における節電対策は特に有効です。

一般的なホテル・旅館における用途別電力消費比率(17時頃)

電⼒消費の内訳(夏季の点灯帯(17時頃))
出典:資源エネルギー庁ウェブサイト

省エネ手法の実践

ホテル・旅館の節電チェックシート(夏季)

電力消費の多い機器の節電にご協力をお願いします。

項目 内容 建物全体に対する節電効果
照明 可能な範囲で照明を間引きする。
(労働安全衛生規則基準値(精密作業300Lx、 普通作業150Lx、粗な作業70Lx)客室以外の照明を半分程度間引きした際の数値
7.4%
空調 使用していないエリア(会議室・宴会場等)は空調を停止する。 1.7%
ロビー、廊下、事務室等の冷やしすぎに注意し、無理のない範囲で室内温度を上げる。
(右記の節電効果は室内温度を26℃から2℃上げた場合の数値)
※熱中症にご注意ください。
1.8%

メンテナンスや日々の節電にもご協力をお願いします。

項目 内容
照明 従来型蛍光灯を、LED照明に交換する。(従来型蛍光灯から直管型LED照明に交換した場合、約50%消費電力を削減。)
宴会場の準備、片付けの際には一般照明のみ点灯し、演出照明(シャンデリア等)は消灯する。
使用予定のないフロア・客室の照明は消灯する。
窓際等自然採光部分は消灯する。
空調 厨房排気を確認し適正な風量に調節する(過大な場合は外気を誘引してしまうため)。
車の動きが少ない時間帯の駐車場給排気ファンの間欠運転をする。
日中の日射を遮るために、ブラインド、カーテン、遮断フィルム、ひさし、すだれを活用する。
使用予定のない客室の個別空調は停止する。
空調機の節電機能(ピークデマンドカット機能等)を活用する。
排ガスによる放熱ロスを避けるため、ガス吸収式冷温水機について空気比の適正化を図る。
OA機器 コピー機が複数台ある場合は、使用頻度に応じて稼働台数を減らす。
コンセント動力 使用予定のない客室冷蔵庫のスイッチは「切」で待機する。
給湯循環ポンプの10時~17時(空室時)の流量削減または停止する(中央給湯方式)。
電気式給湯器、給茶機、エアタオル等のプラグを可能な範囲でコンセントから抜く。
温水洗浄便座は、可能な範囲で保温、温水の機能を停止する。
自動販売機の管理者の協力の下、冷却停止時間の延長や節電モードへの切り替え等を行う。
ディスプレイの輝度を下げ、不要時は消灯する。
その他 「クールビズ」を励行する。
デマンド監視装置を導入し、警報発生時に予め決めておいた節電対策を実施する。

ご注意

  • 記載している節電効果は、建物全体の消費電⼒に対する⽬安です。
  • 空調についての節電効果は電気式空調を想定しています。
  • ⼀定の条件の下での試算結果ですので、各々の建物の利⽤状況により削減値は異なります。
  • 節電を意識するあまり、保健衛⽣上、安全上及び管理上不適切なものとならないようご注意ください。

出展:資源エネルギー庁ウェブサイト(『夏季・冬季の省エネ・節電メニュー・リーフレット(事業者向け:沖縄版)』より)

冬季

1日の電気の使われ方(冬季のピーク日)

ホテル・旅館においては、16時~23時頃に高い電力消費が続く傾向があります。

ホテル・旅館(事例)における電力需要カーブのイメージ

ホテル・旅館の電力消費の特徴
出典:資源エネルギー庁ウェブサイト

電力消費の内訳(冬季の1日間)

ホテル・旅館においては、消費電力のうち照明が約21%、空調が約17%を占めます。
これらを合わせると約37%を占めるため、これらの分野における節電対策は特に有効です。

一般的なホテル・旅館における用途別電力消費比率

電力消費の内訳(冬季の1日間)
出典:資源エネルギー庁ウェブサイト

省エネ手法の実践

ホテル・旅館の節電チェックシート(冬季)

3つの基本アクションをお願いします。

項目 内容 建物全体に対する節電効果
照明 可能な範囲で照明を間引きする。(労働安全衛生規則基準値(精密作業300Lx、 普通作業150Lx、粗な作業70Lx)にもご留意ください。) 客室以外の照明を半分程度間引きした際の数値 9.9%
空調 無理のない範囲で室内の温度を下げる。(右記の節電効果は室内温度を22℃から20℃に下げた場合の数値) 0.5%
使用していないエリア(会議室、宴会場等)は空調を停止する。 0.5%

メンテナンスや日々の節電にもご協力をお願いします。

項目 内容
照明 従来型蛍光灯を、LED照明に交換する。(従来型蛍光灯から直管型LED照明に交換した場合、約50%消費電力を削減。)
宴会場の準備、片付けの際には一般照明のみ点灯し、演出照明(シャンデリア等)は消灯する。
使用予定のないフロア・客室の照明は消灯する。
空調 厨房排気を確認し適正な風量に調節する。(過大な場合は外気を誘引してしまうため)
車の動きが少ない時間帯の駐車場給排気ファンの間欠運転をする。
使用予定のない客室の個別空調は停止する。
電気以外の方式(ガス方式等)の空調熱源や、太陽熱集熱器やコージェネレーションなどの排熱利用設備を保有している場合はそちらを優先運転する。
暖気を逃さないよう窓には断熱フィルムを貼る。夕方以降は厚手のカーテン等を活用する。
空調機の節電機能(ピークデマンドカット機能等)を活用する。
排ガスによる放熱ロスを避けるため、ガス吸収式冷温水機について空気比の適正化を図る。
コンセント動力 温水洗浄便座は可能な範囲で保温・温水の温度設定を下げ、不使用時はふたを閉める。
給湯循環ポンプの10~17時(空室時)の流量削減または停止する(中央給湯方式)。
使用予定のない客室冷蔵庫のスイッチは「切」で待機する。
電気式給湯器、給茶機、エアタオル等のプラグを可能な範囲でコンセントから抜く。
自動販売機の管理者の協力の下、冷却停止時間の延長や節電モードへの切り替え等を行う。
ディスプレイの輝度を下げ、不要時は消灯する。
その他 デマンド監視装置を導入し、警報発生時に予め決めておいた節電対策を実施する。
コージェネレーション設備を所有している場合は、発電優先で運転する。
需給調整契約(料金インセンティブ)に基づくピーク調整、自家用発電機の活用等。
「ウォームビズ」を励行する。
給湯室では、お湯の出し過ぎに注意し、炎は鍋底からはみ出さないよう火力を調整、鍋に火をかけるときには蓋をする。

ご注意

  • 記載している節電効果は、建物全体の消費電⼒に対する⽬安です。
  • 空調についての節電効果は電気式空調を想定しています。
  • ⼀定の条件の下での試算結果ですので、各々の建物の利⽤状況により削減値は異なります。
  • 節電を意識するあまり、保健衛⽣上、安全上及び管理上不適切なものとならないようご注意ください。

出展:資源エネルギー庁ウェブサイト(『夏季・冬季の省エネ・節電メニュー・リーフレット(事業者向け:沖縄版)』より)

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