ポイント

クリーンなエネルギーである液化天然ガス(LNG)へ燃料転換することでCO2排出量を削減し、環境へ配慮。

沖縄県の「観光施設等の総合的エコ促進事業補助金」を活用したLNGサテライト設備を初めて導入。

LNGを使った発電・廃熱利用システムを導入。ガスボイラーの燃料費を削減。

 沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパは、8万坪の広大な敷地の中にプライベートビーチや、「やんばるの森」を含む沖縄の豊かな自然を有しています。室内プールやエステなどの施設も充実し、沖縄リゾートを満喫できます。カップルからファミリーまで、様々なニーズに応えられるリゾートホテルです。

導入詳細
施設の様子

クリーンなエネルギー液化天然ガス(LNG)について

 天然ガスは、石油系燃料に比べ、燃焼時の二酸化炭素排出量が少ないクリーンなエネルギーです。また、大気汚染の原因となる窒素酸化物の発生は極めて少なく、硫黄酸化物は一切排出しないことから、燃焼機器の効率向上や煙突などの腐食を抑制し、補修費用の低減が見込まれます。

お客さまの声
常務取締役総支配人 玉城 智司さま

常務取締役総支配人

玉城 智司さま

 天然ガス導入の一番の決め手は、環境への配慮です。ホテルの最も大切なことは、お客様にとっての安心・安全な環境を作ること。そのために自然環境を守ることも大切です。そういう意味でもCO2の排出量を削減できることは効果的だと思いました。また、コストの削減に繋がることも導入するにあたり魅力的でした。沖縄電力などから丁寧な説明を受け、他の事例でも確実に結果が見えていることがわかり、納得し、安心して決断できました。
 唯一心配していたことは、営業中にLNG導入工事を行うこと。お客様の利用が少ない時間帯等を上手に利用し、何事もなかったかのように通常通り営業できました。やはりお客様にご迷惑をかけることは一番に避けたいので、スムーズにLNG導入を行えたことはすごく良かったですね。

オペレーションマネージャー 金城 功さま

オペレーションマネージャー

金城 功さま

 以前の重油焚きではススが出て、それが建物の外壁につき最後はサビになって大変でしたが、天然ガスを使うようになり全くススが出ないので助かっています。取り扱う設備もモノジェネレーションからコージェネレーションに変わりましたが、メンテナンスの手間も減ったので扱いやすいです。何より沖縄電力などからのサポートもあったのでLNG導入に伴う不安はなかったですね。
 その他、コージェネレーションのメリットはお湯を沸かす時間が短縮できたこと。廃熱でお湯を沸かし、温度が足りないときだけ天然ガスボイラーが稼働するので、水から沸かしていた以前と比べると倍以上短くなっています。それが燃料費のコストダウンにもつながっています。また、燃料受け入れも1日おきだったのが、週に1回のペースになり、手間が減りました。

(取材日:平成29年10月)

主な導入機器
ガスエンジンコージェネレーション(CGS)400kW×1台

ガスエンジンコージェネレーション(CGS)400kW×1台

天然ガスボイラー(465kW×2台)

天然ガスボイラー(465kW×2台)

お客さまプロフィール
沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ

沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ

〒904-0401 沖縄県国頭郡恩納村名嘉真ヤーシ原 2591-1

EL.098-967-8731 FAX.098-967-8881

google map

チラシを見る(PDF)

エネルギーについてお気軽にご相談ください。 0120-586-391
TOP