沖縄にはキレイな海と豊かな自然があり、その中でいろいろな生物がくらしています。
                しかし、地球温暖化などによって少しずつ沖縄の環境が変わってきています。
                美しい沖縄の自然を守るために、何ができるか考えていきましょう。
              
環境への取り組み
地球のために
守るために
 
                沖縄電力の環境への取り組み
 
                  海の中だ!すごーい!
いろんな生き物がいる!
 
                  ウルルル〜。私はウルよ。
よろしくね。
                        私の海、キレイでしょう?
                        海をキレイに保つために、
                        おきでんグループがどんなことをしているか、
                        一緒に見てみましょ。
                    
発電所の環境対策
火力発電所は燃料を船で運ぶことが多く、電気を作るときには冷却用に多くの海水が必要となるため、海の近くに建設されます。沖縄電力では発電所からの排出ガスや排水が環境へ与える影響をできるだけ少なくするために、さまざまな対策を行っています。
 
                発電所の環境を守るため、発電所のなかにたくさんの木を植える緑化を行っています。植えた植物には、いろいろな生き物がやってきます。
 
                    緑化の様子(吉の浦火力発電所)
 
                    フクギの木に作られた鳥の巣
 
                発電所をつくる工事を始める前には、より環境にやさしい発電所にするために発電所を作る場所の環境を調べてくふうする環境アセスメントを行っています。発電所ができたあとも、発電所のなかの環境保全や、発電所の周辺環境をたしかめる環境モニタリング調査を行っています。
[発電所をつくるとき]
発電所をつくる工事を始める前には、より環境にやさしい発電所にするために、さまざまな調査をして工夫する環境アセスメントを行います。
たとえば、工事場所の周辺にオオヤドカリの生息地域がある場合、オオヤドカリがどこにどのくらいいるかを調べ、工事中に入ってこないよう、侵入防止柵を設置するなどの工夫をしています。
 
                    調査
 
                    対策
 
                    完成した侵入防止柵
 
                  発電所の建設にあたっては、あらかじめ環境に与える影響を予測・評価し、適切な環境配慮を行う環境アセスメントを実施しています。また、建設工事にあたっては、地域環境および生物多様性に配慮した対策を実施しています。
[発電所ができたあと]
発電所ができた後も、環境に影響がないか確かめるため、環境モニタリングをしています。
 
                    サンゴ調査
 
                    卵稚仔、プランクトン調査
発電所のまわりの海のサンゴが元気か調べるほか、魚の卵や赤ちゃん、魚のエサになるプランクトン がどれくらいいるかを調べて、発電所のまわりの海が生き物にとって安心して住める環境かを調べるプランクトン調査も行っています。
 
                  発電所では、大気・水質・騒音・振動などに関する環境保全対策を実施しており、周辺環境への影響を監視するモニタリング調査も実施しています。
事業所での活動
 
                 
                  電力の使用量を減らす
かりゆしウェアを着けることで、クーラーの温度を下げすぎないようにしたり、昼休みには部屋の電気をこまめに消すなど、オフィス内で電力の使用量を減らす取り組みをしています。
 
                  エコ通勤でCO2を出さない
ガソリン車から出るCO2を減らすために、電気自動車などのエコカーを使ったり、通勤にバスやモノレールなどを利用しています。
 
                 
                そのほかの環境への取り組み
沖縄の美しい海を守るために、海岸に捨てられたゴミや漂着物を拾うビーチクリーン活動や、サンゴを育てたり、サンゴの苗を植え付けもしています。豊かで美しい沖縄の海のことをもっと知ってもらうために、海の施設で育てたサンゴや海の生きものを学校で見てもらう授業も行なっています。
 
                    サンゴの植え付け
 
                    サンゴ苗の養殖
 
                   
                    ビーチクリーン活動
 
                  発電所の周りには木や草花を植えて鳥や虫たちがくらせる環境を作っています。また、木を植えるボランティア活動にも積極的に参加しています。
 
                    緑化運動
 
                    発電所の周りに生息するオオゴマダラ
 
                世界のひとびとと地球のために
 
                  環境を守るためにさまざまなことをしている
おきでんグループじゃが、
その取り組みは世界にも広がっているんじゃ。
                    
 
                  世界まで!?すごいなー!
 
                  ウミカジ知ってる…。
飛びながら、見たフワ。
                    
沖電グループは、台風が多い南太平洋にある島国・トンガ王国には、倒すことのできる風力発電を設置しました。
 
                    トンガ王国に設置した風車
 
                        シカ副首相への表敬訪問
 
                  また、再生可能エネルギーの利用がなかなか進んでいないキリバス共和国にも、太陽光・風力発電による発電を取り入れるための支援をしています。
 
                    キリバスでのディーゼル発電機メンテナンス研修
ほかにも、フィジー共和国、ツバル国、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島共和国など、沖縄と同じような問題を抱える世界の国を支援することで、世界規模でCO2を減らすことに取り組んでいます。
 
                   
                   
                沖縄の自然を守るために
 
                  沖縄の海や自然を守るために、
ぼくたちにもできることってあるかなあ?
 
                  やさしい気持ち、嬉しいわ。ありがとう。
                      海がキレイなままでいつづけるために
                      人間にもお願いしたいことがあるわ。聞いてくれる?
                    
捨てるものを減らす3R
沖縄県では家庭や学校などから1年間に約465,000トン(2017年)のゴミが出ています。これは沖縄県庁の建物の中に詰めると約4.6杯分になります。
 
                   
                  リサイクルをしたり、燃やすことでゴミの量を減らしていますが、それでも最後に埋め立てる量は約28,000トンにもなります。沖縄にはゴミを埋め立てる一般廃棄物最終処分場がありますが、このままゴミを出しつづけると、あと約23年(2017年度推計)で処分場はいっぱいになってしまうと言われています。
[ゴミが増えることで起こる問題]
 
                   
                  そんな、ゴミ問題を解決するために必要となるのが「Reduce(リデュース)=ごみの発生を減らす」、「Reuse(リユース)=くり返し使う」、「Recycle(リサイクル)=資源として再生利用する」の3R運動です。
 
                 
                   
                  環境への取り組み
地球のために
守るために

 
           
             
               
               
               
                     
                   
                  
 
                 
                 
                 
                 
                 
                 
                