
電気のおしごと

ぼくも大きくなったら
電気を作るおしごとがしてみたいな〜

そうか、そうか。
ゆーいーが電気のお仕事に興味を持ってくれて
わしも嬉しいぞ。
電気のおしごとをしているのは、
おもに電力会社の人たちじゃよ。
どんな仕事があるか一緒に見てみよう。
電気をつくる


うわぁ〜。大きなモニタに何か映ってる!
ハカセのラボみたいだね。

ここは「給電指令所」じゃ。
みんなが使う電気の量を考えながら、
電気を作る量と送る量の計画を立てて、
安定した
みんなのところへ届けているんじゃ。
電気を安全に、安定的に届ける


あんな高いところで作業してる!
すごいな〜

あれは電線などの点検作業をしてるんじゃ。
電線が切れたりしていたら危ないじゃろ?
時々、こうして点検をして
古い電線や機器などを定期的に取り替えたり、
修理しているんじゃな。


足がふるえてきちゃった…!
作業している人はすごいなあ


これは、発電機を動かすためのタービンという機械じゃ。
大きいじゃろう。
発電所でもこわれたり古くなったりしている機械がないか、
正しく動いているかを定期的に確認して、
修理や交換を行っているんじゃ。
自然災害にそなえる



台風や大雨などの自然災害で
発電所や電線などが被害を受けることもあるんじゃが、
それを直すのも電力会社の仕事なんじゃ。
電気はみんなのくらしに必要なものだから
少しでも早く電気を届けるためにがんばっているんじゃ。

ぼくらのために急いで直してくれているんだね。

そうじゃよ。
そして大きな災害がいつ来ても大丈夫なように訓練をしたり、
台風や地震に強い設備づくりをしているんじゃ。