「夏休み親子工作教室」

「夏休み親子工作教室」

具志川火力発電所では、小学生を対象とした人気のイベント「夏休み親子工作教室」を7月23日・30日、8月13日・20日に開催し、総勢809名の親子に参加していただきました。
工作を始める前に、発電所の概要ビデオ上映後に火力発電実験器を使い実際に発電のしくみを見て学んで頂きました。
第1回目は、木材や竹串、プーリー、輪ゴム、ザルやモーターなどの材料を使って太陽電池で動く「ソーラー観覧車作り」でした。仕上げに人形作りやザルに好きな色を塗り出来上がりを想像しながら楽しんでいました。
第2回目は、工作の中でも好評の「三味線作り」です。普段使うことのない工具に興味津々の子や、兄弟での参加も多く相談しながら頑張っている様子はとても微笑ましく思えました。また、低学年のお子さんの手伝いをしてそのまま夢中になるお父さん、お母さんも多く見られました。参加者からは、「三味線作りとあって、子供達が沖縄の文化について触れられたので良かったです。」などの感想も頂きました。
第3回・4回では、沖縄県高等学校物理教育研究会の先生方をお招きしました。第3回は、単三電池に付けたネオジウム磁石と丸くしたアルミホイルでグルグル回る不思議なモーター「円筒モーター」と、ストローとチューブポットを使って空気の力で飛ぶロケット「ストローロケット」、風船にジョウゴを使って小麦粉を詰めシールに目を書いて貼り付け、髪の毛は毛糸を木工ボンドで接着して作る「こむぎん」の3種類の作品を作りました。
最終日の第4回は、手回し発電機で振動するモーターを使って、不思議な動きをする「ロデオロボ」と「フレミングの法則」により、レールに電気を流すとアルミを巻いたストローが動き出す工作や、豆電球とLEDの消費電力の違いを手回し発電機で体感できる装置「消費電力比較実験器」を作りました。
4回にわたって行われた工作教室では、親子で協力しながら楽しそうに作業をする姿が多くみられました。その他に電気科学館・発電所施設見学を実施しお越し頂いた多くの皆様と交流を深める事が出来ました。また、第1回の工作教室ではタッチプールを設置し、参加頂いた親子に発電所と海の生き物の繋がりの説明や触れ合い体験もして頂きました。
具志川火力発電所では、これからも地域の皆様や子供たちとの交流を深め楽しんで頂けるイベントを企画していきたいと思います。