美ら島を未来へ

環境部門トップメッセージ

沖電グループは、“豊かで美しい地球を未来へ引き継いでいきたい”という願いを多くの方々と共有しながら、環境問題を経営の最重要課題の一つに位置付け、「持続可能な開発⽬標(SDGs)」にも⽰される様々な環境課題の解決に向けて取り組んでいます。

国際社会においては、気候変動問題への関心が高まる中、すべての国が参加する新たな枠組みとして、2016年11月、2020年以降の温室効果ガス削減のための国際枠組みである「パリ協定」が発効されました。これを踏まえ、日本においても、2030年度の温室効果ガス削減目標(2013年度比26%削減)達成に向けた「地球温暖化対策計画」が閣議決定され、我が国の長期的なビジョンを示す「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」が策定されました。

当社は、電気事業者の自主的な温暖化対策の取り組みとして設立された「電気事業低炭素社会協議会」の一員として、引き続き、低炭素社会の実現に向けた取り組みを推進していきます。

沖縄における電気の供給は地理的・地形的および電力需要規模の制約などから、主に化石燃料に頼らざるを得ない状況ですが、LNG(液化天然ガス)を燃料とする吉の浦火力発電所の安定的な運用をはじめ、木質バイオマス混焼やメガソーラー、可倒式風力発電設備などの再生可能エネルギー発電設備の着実な運用など、当社が取り得る地球温暖化対策に最大限取り組んでいきます。 また、気候変動に関する情報開⽰を充実するため、2019年9⽉に「気候関連財務情報開⽰タスクフォース(TCFD)」の提⾔に賛同するとともに、TCFDコンソーシアムへ参画することを決定しました。

沖電グループは、環境に対し責任ある企業グループとして、限りある資源を有効に活用するとともに、持続可能な形で循環利用する社会の形成を目指しており、事業活動に伴う環境影響を十分に理解し、環境負荷の低減に向けた取り組みを、これまで継続的に行っています。いま、私たちは、エネルギー利用形態に合わせた最適なエネルギーを提供する総合エネルギー事業にも力を入れており、エネルギー利用の最適化をとおし、環境に優しい、地域とともに発展する企業グループとなるよう取り組んでいます。

これからも、当グループの技術やノウハウを活かした国際支援などに積極的に取り組むとともに、次世代を担う子どもたちのエネルギーや環境への関心を育み、科学の楽しさを知ってもらうきっかけづくりとして、さまざまな環境教育支援活動を展開していきます。

今回の環境行動レポートは、沖電グループの想いやその活動について、ステークホルダーの皆さまへ丁寧にお伝えできるよう、わかりやすい内容を目指しました。

沖縄のライフラインを担う企業として、エネルギーを通して沖縄の力となるために、品質の良い電気を安定的にお客さまへお届けするという使命感を社員一人ひとりが強く自覚し、今後も皆さまとの対話を大切にしながら、沖電グループ一丸となって環境と真摯に向き合い取り組んでいきます。

沖縄電力株式会社 常務取締役