「親子科学教室」

「親子科学教室」

具志川火力発電所では、12月17日(日)に小学生を対象とした「親子科学教室」を開催し、総勢139名の方々に参加していただきました。

今回は、沖縄県高等学校物理教育研究会の先生方をお招きし、「身近な不思議」、「偏光板、不思議ビン、キャンドル作り」というテーマのもと、実験と工作を行いました。

初めに、パワーポイントを使い発電のしくみや節電について一緒にワークシートを解きながらしっかり学んでいただきました。

実験では、液晶テレビの仕組みを偏光板を使い分かりやすく説明していただきました。表の偏光板をはがし真っ白になったテレビを、一人一人に配った偏光板で覗くと映像が見えるというもので、大人も子供も「そういう仕組みになっていたんだ!」と感心していました。

「不思議ビン」は光の屈折を利用した工作で、ビンの中にジェルポリマーを入れ、最後に水を入れると中の人形だけが浮いているようにみえるというものです。子供たちは「消えた!なんで!」「すごーい」など目を輝かせながら工作を進めていました。また、「キャンドル」作りでは、4色のロウから好きな色を選び、流し入れ、固まってきたら別の色のロウを入れるという作業を繰り返しカラフルなキャンドルを作りました。中にはななめにして固める子などもいて、みんなオリジナルのキャンドルを作っていました。

その他、電気科学館見学やプリクラ撮影会、天候にも恵まれ施設見学会も行われました。また、12月は地球温暖化防止月間となっていて、科学館やロビーにパネルを設置し沢山の方々に見ていただき関心を持っていただくことができました。

これからも具志川火力発電所では、科学に興味を持つきっかけ作りの場として、親子で楽しめて思い出に残るようなイベントを企画していきたいと思います。

「イベント風景」