「夏休み親子工作教室」

「夏休み親子工作教室」

具志川火力発電所では、7月24日・31日、8月14日・21日に小学生を対象にした「親子工作教室」を開催し、総勢871名の方々に参加していただきました。毎年人気の夏休み親子工作教室ですが、今年も受付開始早々すべての日程が定員に達してしまうほどでした。

今回も工作を作る前に、各回ごとに発電のしくみや電気が家に届くまでの説明をおこない、子供達や保護者の方々へ電気について知っていただきました。その後工作教室では太陽電池や磁石などで電気の仕組みを実際に実験しながら、ワークシートに書き込む姿が見受けられました。

第1回の工作は「振動で動くおもちゃ」。モーターの軸にゴムを取り付け、ゴムの回転で起こる振動が、タイヤの代わりに取り付けたブラシに伝わり、くるくる回転したりと面白い動きをするおもちゃを作りました。

第2回は「太陽電池で動くおもちゃ」。太陽電池に繋がるモーターの軸にザルを乗せて回転させる工作です。子供達はザルに自分の好きな色を塗り、モールで飾り付けをして個性あふれる作品が完成しました。

第3回は沖縄県高等学校物理研究会の先生方をお招きし、「発泡スチロールカッター・飛行機などの作品作り」でした。電池ボックスの両側を割り箸の下側ではさみ、さらに割り箸の上の部分にニクロム線を取り付け、電流が流れるとニクロム線が熱くなるのを利用して、発泡スチロールをカットします。飛行機や恐竜の形にカットしていく子供達の顔は真剣な表情をしていました。

最終日となった第4回の工作は「ヘッドホンと空気砲作り」でした。ヘッドホン作りでは配線が難しいようで、親子で協力しながら工程を進めてわからない所は先生に手伝ってもらいながら完成する事が出来ました。

4回にわたって行われた工作教室と合わせて、電気科学館および発電所見学を実施しました。また、第1回の工作教室では環境教育支援活動としてタッチプールを設置し、海の生き物との触れ合い体験もしていただき充実した内容のイベントとなりました。

具志川火力発電所では、これからも地域の皆様や親子のふれあいの場として、楽しく学べるイベントを企画していきたいと思います。

イベント風景