産業廃棄物の3R推進強化

限りある資源を有効に活用するため、循環資源の利用やごみの減量化・環境配慮製品の使用など、エコロジーの精神を活かしたリサイクルを心がけています。

産業廃棄物の3R推進強化

事業活動で発生する産業廃棄物の発生抑制(Reduce)、再使用(Reuse)、再生利用(Recycle)の3Rを推進し、最終処分量をゼロに近づける「ゼロエミッション」への取り組みを行っています。

産業廃棄物・有価物の発生量および再資源化率の推移

当社は、排出する産業廃棄物等の再資源化率を95%以上とすることを目標にしています。

2016年度の産業廃棄物等の発生量は138千t、再資源化率は99%となりました。

発生抑制【Reduce】

亜瀝青炭(あれきせいたん)の利用による石炭灰・石こうの発生量低減

当社は発電電力量の約6割を石炭火力発電所で発電していますが、その際に発生する石炭灰の処理と有効利用が大きな課題となっていました。

この課題を克服するため、2003年度から低灰分、低硫黄分の亜瀝青炭を導入し、2016年度には年間購入量の約6割にあたる91万tを受け入れ、灰処理場の延命化、 排煙処理コストの低減を図りました。今後も亜瀝青炭の利用を継続し、石炭灰・石こうの発生抑制など環境負荷低減に努めていきます。


  豪州一般炭   亜瀝青炭

灰分(%)

 

12.0

 

1.0~2.0

硫黄分(%)

 

0.4~0.8

 

0.1~0.2

発熱量kcal/kg※

 

6,300程度

 

5,100程度

水分(%)

 

7.0~12.0

 

23.0~25.0

※GAR(Gross As Received):到着ベース(湿分含む)

再使用【Reuse】

電線ドラムの再使用

森林破壊の抑制や地球温暖化対策の一環として、2003年8月よりドラムを再使用しています。2016年度は1,440個を回収、再使用することで約358本に相当する森林伐採を抑制し、地球環境保護に微力ながら貢献することができました。

写真:木製ドラム回収・再使用風景

電力用資機材の再使用

配電工事などで撤去されたコンクリート柱・柱上変圧器などについては、再使用の可否を判断し再使用しています。また、修理により再使用できる資機材については、修理を行い、可能な限り再使用に努めています。

再生利用【Recycle】

石炭灰・石こうの再資源化【石炭火力】 G

発電に伴い大量に発生する石炭灰や石こうは、セメント原料や土砂代替材などに再資源化しており、有効利用を推進しています。

発電所構内の石炭灰有効利用施設では、土砂代替材として頑丈土破砕材などを製造しており、その製品は県内の建設工事などで利用されています。

●石炭灰の再資源化量

図:石炭灰の再資源化

写真:頑丈土破砕材

頑丈土(がんじゅうど)破砕材

写真:頑丈土(がんじゅうど)製造プラント

頑丈土(がんじゅうど)製造プラント

重油灰の再資源化【重油火力】

発電に伴い発生した重油灰については、含有する有用金属類を回収し、全量を再資源化しています。

主な産業廃棄物・有価物のリサイクル例

当社設備取替工事で撤去されたコンクリート柱、電線などについては、可能な限り再使用しています。また、再使用できないものについても再資源化し有効利用に努めています。