2015年度特集

亜熱帯に属する沖縄の海には、たくさんの生き物が生息するサンゴ礁が広がり、漁業資源や観光資源、天然の防波堤の役割など、さまざまな恵みをもたらしています。一方、1998年のサンゴ白化現象以降、オニヒトデなどの食害や赤土流出などの要因も重なり、サンゴの自然回復が難しい状況にあります。

当社では、かけがえのない沖縄の美ら海を守り、次世代へ引き継いでいくために、グループを挙げてさまざまな保全活動に取り組んでいます。今回は、その活動を紹介いたします。

サンゴ保全活動

発電所前面海域におけるサンゴの植え付けと経過観察

発電所では、さまざまな環境保全対策を実施しており、その前面海域においてもサンゴの植え付けや経過観察を行うなど生物多様性に配慮した活動を実施しています。

経過観察
サンゴ苗の養殖と植え付け事業(沖電開発(株))

昨今の環境保全への社会的関心の高まりを背景に、サンゴの保全活動に貢献したい企業に代わり、養殖技術を活用したサンゴ苗の植え付け等を行い、社会貢献活動のサポートをしています。2009年の植え付け開始以降、その数は1万本を超え、植え付け後の経過観察も行いながら沖縄の自然環境を未来に繋げています。

サンゴ苗の植え付け(浦添・宜野湾海域)
サンゴ苗の植え付け(浦添・宜野湾海域)
サンゴ再生プロジェクトへの参画(チーム美らサンゴ)

「チーム美らサンゴ」は、環境省や沖縄県の後援のもと、2004年に沖縄県内外の企業で結成されました。当社は結成当初から参画し、これまでに延べ200名以上のグループ社員が、サンゴの苗づくりや植え付け活動にボランティアとして参加しています。

現在では、植え付けたサンゴの産卵が毎年安定して確認されるほど成長しています。

サンゴ植え付けボランティア
サンゴ植え付けボランティア

環境教育

環境学習会
環境学習会

沖縄の未来を担う子どもたちに、豊かで美しい沖縄の海のことをもっと知ってほしい。その願いを込め、グループ会社の沖電開発(株)では、サンゴの苗づくり体験や環境学習会の開催など、環境教育に取り組んでいます。子どもたちがつくったサンゴ苗は、水産養殖研究センターの水槽でしばらく成長させてから、海域ヘ植え付けています。水槽で大きく成長させることにより、波や魚類の捕食等により死滅する確率を低減させています。

参加者の声
参加者の声

沖縄の海のために今できること

沖電開発(株)不動産事業部 富盛真愛(とみもりまな)
 
沖電開発(株)不動産事業部 富盛真愛(とみもりまな)
環境学習会

サンゴ苗づくりやタッチプール体験をとおした「環境学習会」では、参加者から、沖縄の海をきれいにするために今できることから始めていきたい、などの声をいただいており、私自身、環境保全の意識が一層強くなりました。

社員の声

その他の活動

沖縄の海を身近に感じ、親しみを持っていただくために、当社が行っている環境パネル展では、実際のサンゴ苗を水槽内で展示するなどの啓発活動に取り組んでいます。

また、発電所周辺の海岸を中心に、清掃ボランティア活動にも取り組んでいます。

環境行動パネル展
環境行動パネル展