地球環境対策の推進 | 環境行動レポート2009 電気の使用に伴うCO2の排出量は、お客さまの使用する電力量に比例しており、電力需要の増加に伴いCO2排出量も必然的に増加します。そのため、電気事業連合会では、CO2排出削減目標として「2008〜2012年度における使用端CO2排出原単位
を1990年度実績から平均で20%程度低減するよう努める」としています。
当社においては沖縄県の地形的・地理的および電力需要規模の制約などから、水力・原子力の立地が当面困難であるため、電力のエネルギー源は石油や石炭などの化石燃料に頼らざるを得ない状況ではありますが、当社も、電気事業連合会の一員として電力各社と協調しつつ、取り得る地球温暖化
対策を行うこととしています。
地球温暖化問題の対応策として、火力発電所の熱効率維持向上、バイオマス燃料の混焼運用の計画、メガソーラー・EVの導入、沖電グループでの風力発電への取り組みを推進し、化石燃料の消費を抑え、CO2の排出量を抑制するよう努めています。また、確実かつ効果的な地球温暖化対策として、石炭や石油に比べてCO2排出量の少ないLNGを燃料とした吉の浦火力発電所の建設を推進しています。
さらに京都メカニズムを活用した補完的対策として、地球規模で温室効果ガス
削減を目指す世界銀行
のコミュニティ開発炭素基金(CDCF)
とバイオ・カーボン・ファンド(BioCF)、日本温暖化ガス削減基金(JGRF)、温室効果ガスクレジット集積プール(GG-CAP)、新規共同購入(NCP)などへの出資・個別購入契約を行っています。
今後も上記取り組みに加え、CO2排出削減技術の開発など経済性を高めた総合的な温暖化対策に取り組んでいきます。
LNG(液化天然ガス)火力発電所の建設(吉の浦火力発電所)次期電源となる吉の浦火力発電所について、環境面への配慮として、LNG
コンバインドサイクル発電システムを採用しました。LNGを燃料とした火力発電設備は、硫黄酸化物やばいじんの発生がなく、CO2排出量も化石燃料では最も少ないこと、また、コンバインドサイクル発電システムは発電効率に優れた発電方式であることから、地球温暖化に対する抑制効果も期待でき、環境に優しい発電設備といえます。
また、LNG火力発電所の導入により当社主要発電設備の燃料が石炭、重油、LNGの3種類に多様化することで、電力安定供給のさらなるセキュリティ向上も図れます。
| LNGコンバインドサイクル発電システムとは、LNG(液化天然ガス)の燃焼ガスの力で回すガスタービンと、その排熱で作った蒸気で回す蒸気タービンを組み合わせた熱効率の高い複合発電方式です。燃料のLNGは、燃焼しても硫黄酸化物やばいじんが発生しないという特徴があります。 | ■出力: ■準備工事開始: ■営業運転開始: |
25.1万kW×4機
2007年2月 1号機 2012年度 2号機 2013年度 3、4号機 2016年度以降 |
