沖縄電力株式会社  環境行動レポート2009

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豊かで美しい地球環境を未来へ引き継ぐために

沖縄電力株式会社 代表取締役社長
沖縄電力株式会社 代表取締役社長
石嶺 伝一郎

当社は、沖縄のエネルギー基盤を支える基幹産業として、県民の皆さまへ低廉かつ安定的に良質な電気を供給することを基本使命とし、環境負荷の継続的低減など環境との調和を目指し、さまざまな環境施策に取り組みながら沖縄県の発展とともに成長してまいりました。当社はこれからも社会から好感をもって迎えられる企業を目指して、電気の安定供給を通して皆さまに「信頼と安心」をお届けし続けます。さらに豊かで美しい地球環境を未来へ引き継いでいくために、環境負荷低減に資する取り組みを推進し、環境を最大限重視した事業活動を展開します。

沖電グループ一体となった環境活動の展開

当社は環境問題を経営課題の最重要課題の一つとして位置付け、2008年3月に制定した「沖電グループ環境方針」に基づき、環境管理推進体制のもと、地球温暖化対策や循環型社会の構築など、さまざまな取り組みを事業活動全般にわたり推進しております。今後も引き続き、沖電グループ一体となって社員一人ひとりが高い意識を持ち環境活動を展開していきます。

低炭素社会の実現を目指して

京都議定書の第一約束期間(2008年〜2012年)として、温室効果ガス削減に向けた取り組みが行われる中、国際間では次なる目標について検討が開始され、更なる関心が寄せられています。

島嶼県である沖縄県においては、電力系統が本土と連系されていない地理的制約、大型水力ダムが建設できない地形的制約、電力需要規模が小さいという制約などから原子力や水力発電所の立地が当面困難であることから、主なエネルギー源を化石燃料に頼らざるを得ない状況にあります。そのような中当社にとって地球温暖化対策は非常に難しい課題でありますが、環境負荷の小さなLNGを燃料とした吉の浦火力発電所の建設を推進し、RPS制度を踏まえた風力発電設備やメガソーラーなど、新エネルギーの導入推進、火力発電所の効率的運用、CO2削減に資する技術開発、電気自動車の導入、さらに京都メカニズムを活用したCO2クレジット獲得に向けた炭素基金への出資など、低炭素社会の実現を目指してあらゆる努力を行ってまいります。

地域社会および地域環境との調和を目指して

当社は地域の皆さまからのご支援・ご協力をいただきながら、地域社会とともに発展してきました。今後も「地域とともに、地域のために」をモットーに、地域社会への貢献活動を積極的に展開してまいります。また地域環境との調和を目指して当社はこれまでさまざまな環境保全活動に積極的に取り組んできました。今後も環境に関する法規制の遵守はもとより、循環型社会形成へ向けた廃棄物の発生抑制や再使用、再生利用の3R推進に努め、環境負荷低減に向けた取り組みを積極的に行ってまいります。

本レポートは、県民を始めとするステークホルダーの皆さまに当社のさまざまな環境活動についてご理解していただくためのコミュニケーションツールとして、毎年取り纏め公表しております。本報告書をご一読いただき、皆さまからのお気づき、また今後の課題や期待することなど、ご意見、ご感想をお寄せいただければ幸いと存じます。

2009年7月