吉の浦火力発電所の安定的な運用

吉の浦火力発電所の安定的な運用を通じ、環境負荷の低い化石燃料を使用し、エネルギー効率の良い発電所の安定的な運用を目指します。

化石燃料の中でも環境負荷の低い液化天然ガス(LNG)を燃料とし、発電効率の良いコンバインドサイクルを採用している吉の浦火力発電所の安定的な運用に取り組んでいます。 吉の浦火力発電所の安定的な運用は、当社の地球温暖化対策およびエネルギーの安定供給強化に大きく貢献します。

吉の浦火力発電所

吉の浦火力発電所

●CO2排出量の比較 (石炭を100とした場合の比較)

出典:火力発電所大気影響評価技術実証調査報告書
1990/エネルギー総合工学研究所

コラム 温暖化対策としてのLNGコンバインドサイクルの特徴

LNGは化石燃料の中で単位発熱量あたりのCO2発生量が最も少ない燃料です。

 

また、コンバインドサイクル方式はガスタービンと蒸気タービン両方で発電機を回すことから、従来の汽力発電方式(蒸気タービンのみの発電)と比べて発電効率が高く、より少ない燃料で同じ量の電気を作ることができます。

 

これらの特性から、吉の浦火力発電所の発電電力量(kWh)あたりのCO2排出量は当社の火力発電所の中で最も少なく、地理的・地形的な特性から火力発電に頼らざるを得ない当社にとって、温暖化対策の要の発電所といえます。